そして、プレゼンテーションと質疑応答が終わり、
最後に、
「イギリスでは、こんな歴史教育もしているそうです。
アメリカのトルーマン大統領は、第二次大戦末、
日本に対して、『する』決断と、『しない』決断をした。
それはなんだと思いますか?」
もちろん『する』は、日本に原爆を落とす、だ。
『しない』については、学生たちも正解を出せない。
「『しない』は、『日本に原爆を落とすという通告をしないで落とす』です」
通告をすれば、さすがの日本も事前にギブアップするだろう。
そうすれば、広島長崎の悲劇は避けられただろう。
「あなたはこのアメリカ大統領の判断を、どう評価しますか、
と中学生たちに問いを出すそうです」
曾祖父さんからの4代目。
話術はもはやお家芸かと思えるくらい。
歌舞伎の世界に通じるものもあるんだろう。








